ボロボロで何にもない心からスタートした彼は

彷徨う最中、一つずつ大切なことに気づいていった

人の衝動にはキリがないということ

時間と絆は比例しないこと

感情は揮発すること

それらはすべて目に見えないこと

結局見えないなら目をつぶっても同じこと


だから狭めて突き詰めた

生きる糧と最低限の盲目の視界


そのまま生きていたら

出会えなかったからこそ